昨日は、息子と一緒に我が家の庭の小さな菜園から大根を収穫しました。 妻と息子が畝を作って種から撒いていた大根。 あっという間にかわいい芽がたくさん出て間引くのが可哀想に思ったものでしたが、数本残した大根がスクスク育ってくれました。  。。。と思っていました。




ふたりでワクワクしながらスコップで掘り始め、もりもりと太った根っこを期待したのですが、見えてきたのはなんとも貧弱な大根とも言えないような姿。。。

そういえば息子の幼稚園で畑に撒いた大根も育たなくて、近くのビニールハウスで撒き直したと聞きましたが、この寒さのせいか雨の少なさのせいか分かりませんが我が家の大根も大きくはなれなかったようです。




それでも息子は自分で撒いて収穫した大根に大喜び! 晩にはママがお味噌汁にしてくれて、細い細い大根をちゃんと食べていました。 子供っていろんなことを素直に喜べて素晴らしいなぁと思いました。(*´∀`)

寒いけれど、楽しい午後でした♪

今日は地元つくばの素晴らしい音楽ホール「ノバホール」にて、コンサートの調律をしてまいりました。演奏者は「ヴォーカルアンサンブル?つくば」という地元つくばを拠点にした声楽家のグループでした。
ヴォーカルアンサンブル?!と聞いてまず頭に浮かんだのは、ずっと大ファンのクラシック専門のインターネットラジオのオッターヴァ(OTTAVA )でテーマ曲に使われているヴォーカルアンサンブルカペラという、古楽の合唱曲を専門にするグループでした。澄んだ歌声と素晴らしいアンサンブルで、初めて聴いた瞬間からはっと心を奪われたものでした。
そんなヴォーカルアンサンブルがなんと!つくばにもあったなんて!! これは楽しみ!そして、そんなコンサートの調律ができるなんて♪

というわけで、朝9時にホールに入って調律開始。この日のピアノはウィーンの名器ベーゼンドルファー。




1800年代半ばに創業した、この歴史あるピアノのコンサート用のグランドピアノははなんといっても鍵盤が97本もあるのです。(普通のピアノは88本)さて! 突然ですがここで問題です!  

Q : このピアノの鍵盤は普通のピアノよりも9本も多いのですが、さて。いったいそれは高い方に多いのでしょうか? 低い方に多いのでしょうか? それとも高い方と低い方に少しずつ多いのでしょうか? さあ、どれでしょう!?
 
1, 高い方に9鍵多い
2, 低い方に9鍵多い
3, 両方に少しずつ多い

さあ、選びましたか?  


答えは。。。





2番の、低い方に多い、 でした〜!


そうなのです。このピアノに普通よりも多く弦が張ってあるのは、なんと低音側なのです!
実はこの弦、演奏されるために張ってあるのではないのです。まあ弾けば音はもちろん出るのですが、これは共鳴のために張ってあるのです。
ためしに、おうちのピアノの最低音部分を左手の手のひらで押さえられるだけゆっくりと押さえてみてください。音がでないくらいにゆっくり押さえて、左手は押さえたままちょっと一息置いてから右手で真ん中辺りの音をスタッカートで弾いてみてください。すると、あら不思議! 右手はもう離しているのに音が豊かに響いたままに! 実はこれは低音の弦が弾いたわけではないのに中音に共鳴して響いているのです。普通のピアノでもこれだけ低音弦は共鳴して音質を豊かにするのですから、この普通のピアノよりもさらに低い音が9本も張ってあるこのピアノの共鳴は本当に厚く豊かな音がします。

と、ピアノのことばかり書きましたが、演奏会も素晴らしかったです♪
男性10人女性10人くらいでなるグループで、声の透明感もアンサンブルもとても素敵でした。
何よりも歌っているみなさんの雰囲気がとても良くて、合唱を愛しているのが歌声からも表情からもとってもたくさん伝わってきました。いいですねぇ、歌って。いつか僕もこんな中で歌えたら楽しいだろうなぁ。( ´∀`)



演奏された曲はまずフォーレの「ラシーヌの賛歌」。定番の有名曲ですが何度聴いても素晴らしい音楽ですね〜。フォーレ大好きです。解説を読んだら、この曲はパリ音楽院の卒業作品で21才のときに書いたそうです。。。すごいですねぇ(^_^;) つづくプーランクの無伴奏合唱曲も素敵でした。初めて聴きましたが、プーランクってコミカルなところとこういった敬虔なところの二面性がとても魅力的ですよね。

中田喜直の作品ももちろん素晴らしかったですが、初めて聴いたズィーモン?ヴァベールという人の曲が、難しそうでしたがとてもアンサンブルが美しくてうっとりしました。あとはアダンは言うに及ばず、大好きなラターも本当に素敵で全体通してとっても素敵なコンサートでした。

あと、途中で聴衆参加の合唱があり、とても楽しかったです! 文部省唱歌の「冬の夜」という曲で、僕は聴いたことがなかったのですが、とても分かりやすく親しみやすい、でもちょっと凝った美しい曲でした。指揮者の半田曉さん(オーディエンスに歌の指導をするときの半田さんの歌声がさすが声楽家という素晴らしい歌声でした。)も解説をされていましたが、歌詞も本当に素晴らしく、日本の源風景や懐かしい暖かな家族の冬の夜の情景が浮かんできそうで歌っていて目頭が熱くなりました。

こんな素敵なコンサートでピアノの調律のお仕事をさせてもらえて幸せだなぁと感じました。( o´ェ`o)

でもこの合唱団のコンサート、結成29年で6回目だそうで、、、次のコンサートを心待にしています。来年は30周年コンサートとかあるのかな?

それはともかく、歌って本当にいいですねぇ。(^.^)

おわり




今日は牛久駅前のエスカードホールにて催されたチェロとピアノのコンサートの調律に行ってきました。
演奏者は牛久市出身のご兄妹、平根亮さん(チェロ)と妹さんの彩乃さん(ピアノ)です。
演奏を聴けるのは去年の同じ場所でのコンサート以来の1年ぶりでしたので、とても楽しみにしていました。
というのも、このお二人は普段はドイツで活動していらっしゃるので、演奏を聴きたくとも日本にいないのです。
それについては、2016年10月1日の記事をご覧ください。

さて、今回のご兄妹が帰国されてから演奏会の前にご自宅のピアノのメンテナンスにも伺いました。 長い海外生活もあってか、以前から二人とも若いのにしっかりしているなぁという印象でしたが、今年はもっと成長して堂々とした雰囲気が感じられました。 良いことも苦労も含めていろんな事を乗り越えているのだろうなと感心しました。偉いなあ。(なにしろ自分の20代半ばのことを思い出すと、彼らとの違いにもう嫌になっちゃいます。思い返すとあの頃はまだ思春期を引きずっておりました。あぁ恥ずかしい。)

今日、会場に着いてピアノを弾いてみたら、ピッチがなんとA=445〜6Hz(ヘルツ)くらいに上がってしまっていました。 前の日までしばらく雨が降っていたのもあるのかもしれませんが、湿度が高いとピアノは中音域だけ低音や高音域よりも音の高さが上がってしまうのです。 クラシックの演奏会だとA=442Hzが一般的なので3Hzくらい下げなければいけません。 実はピアノの音というのは、下がった音を上げるときよりも上がった音を下げるときのほうが安定しにくいのです。 なので、迷わず中音部分を2度調律することにしました。狂いの大きい部分を(時には全体やることもありますが)ざっくりと正しい高さに調律し、それから全体を一からやり直して調律すると大概の場合は安定してくれるのです。 ただ時間が余計にかかるので、少しリハーサルを待ってもらってしまいましたが。 

リハーサルが始まってからは、僕は今回は自主的にカメラマンをしておりました。 それでは、以下は何枚か僕のカメラの腕をご披露させていただきましょう。 (※ほんとは超素人です。憧れの一眼レフを買ったものの分からなくてほほんど触っておりません)


まずは、ホール全景
ホール全景


真剣な表情で超ハイポジションでチェロを弾く亮さん。と思いきや、実はまだチューニングしているところ。
チューニング中


(あ。このへんだ!)と、音が合った瞬間。
合った瞬間


さて、リハーサル開始♪
リハ中1


バリアングルが使いたくて、無駄に低いところから撮ってみた。
リハ中2A


なんだか笑っているピアノの彩乃さん。
リハ中3


曲が盛り上がったところでピアニストが上のほうを見上げる切ないような表情って本当に素敵ですよね☆
リハ中5


でもよく見たらお兄さんもずっと斜め上のほうを凝視していた。何を見ているのだろう?(ちなみに僕は演奏中は無意識に目を閉じて唇がとがってしまうようです。最悪。)
リハ中6 


終演後のさわやかな笑顔。素晴らしい演奏でした♪
終演後


家族写真。 達筆ののコンサートの案内はおじいさまが書かれたそうです。 家族愛がこもってますね!
家族写真


さて、肝心の演奏会の中身についてですが。 まずはともかく演奏会のプログラムを見ていただきましょう。

曲目


まず目が行くのがチェロソナタがシューマンもそれに含めるとすれば3つというボリューム! 去年はベートーヴェンの2番のソナタとメンデルスゾーンの2曲と、あとはわりと有名な小品だったのと比べると、今年のプログラムからは「俺が弾きたい曲を弾くんだ!!」的な意志の強さが感じられました。 僕もクラシック音楽が大好きでそれなりにたくさん聴いていると思っていたのですが、正直今回はベートーヴェンのピアノソナタ28番とショパンの軍隊ポロネーズしか知りませんでした。 いかに自分の視野が狭かったかに気付かされました。 ポルポラなんて初めて聞きましたし。(ヨーゼフ・ハイドンの先生なんだそうです。) でもどの曲も本当に素晴らしく、プログラムにも書いてある通り、バロック〜古典派〜ロマン派〜近現代という音楽史の流れを自然に体感することができて、素晴らしい選曲だなぁと思いました。 そして聴き終わってみると、これもまさにプログラムにあるとおりで「皆様に色々な曲を知って頂きたいと思い」というところにナルホドと思い、最初に「俺が弾きたい曲を〜」なんて勘違いした自分の浅はかさを恥じるのでした。

そのようなわけでコンサート全体がバランスが良くて素晴らしかったのですが、特に心に残ったのはと言われればベートーヴェンのピアノソナタ28番とシューマンの幻想小曲集でした。 
ベートーヴェンの後期のピアノソナタは本当に深みのある傑作ばかりでしょうけれど、もっと派手な作品もあるのにこの28番を選ぶというのがまず彩乃さんらしいし、それがよく合っていると思いました。 戦後の混乱や私生活の辛いことでヴェートーベンはこの頃作曲の筆が進まなくなっていたらしいですが、ゆっくりと穏やかながら沈んだように始まる第一楽章から、苦悩を乗り越えて第3楽章の切なくも華やかさを感じるフィナーレを聴くと、ベートーヴェンはどんなに辛くとも心の中の芯は非常に強かったのだなと感じます。 彩乃さんの演奏もそういう気持ちに本当に静かに強く寄り添っているような表現で、若いのに(何度も言うとおじさん臭いですが)今までどんな苦労をしたのだろうなんて思ってしまいます。(実際に聞いた苦労は、ロシアでよく停電して大変だったとか、水道が出ないとかでしたが。)

シューマンの幻想小曲集は名前を聞いたことくらいしかなかったのですが、もうピアノの前奏が始まった瞬間から一気に物憂げなシューマンの世界に引き込まれました。 亮さんの繊細な弦楽器独特の細やかな表現がシューマンの感じやすくて浮き沈みの激しい劇的な音楽にぴったりでした。 あと、僕なんぞがこんなことを書くのは全くおこがましいのは承知してはいるのですが、今年の亮さんの演奏はすごく自信に満ちていて、強い心をもって演奏している印象を受けました。 特にピアニシモの時の音圧が素晴らしかったです。 昔、レナード・バーンスタインがどこかのオーケストラと練習をしていたときに団員たちに向かって「強い音は必要ありません。 ただ、心をフォルテにもってください。」と言ったそうですが、小さな繊細な表現をするときの心の強さっていうものこそ聴き手の心にぐっと入ってくる感じがします。 そういう演奏を今日は聴けました。 


僕は去年に引き続き開演前のチケットもぎりや受付も手伝ったのですが、それもとても楽しかったです。 去年は平根さんちのお父さんと二人で受付をしてアワアワしていたのですが、今年は爽やか笑顔の女性スタッフがいて大変心強かったです。 
終演後の和やかな雰囲気もとても良かったです。 お二人を小さなころから知っているご近所さんたちもたくさんいらしていて微笑ましかったです。 同じ茨城県南出身としては彼らにはこれからもますます頑張って活躍してほしいですね! 応援しています!


というわけで、1年ぶりの平根さんご兄妹による素晴らしいコンサートのレビューでした。
また来年が楽しみです!(^0^)




おわり




最後ですが、お二人のプロフィール。
プロフィール

本が大好きな我が家は、以前から図書館のヘビーユーザーです。息子は毎週のように連れていってもらい絵本をたくさん借りてきます。
今日も僕を除く3人で図書館に行ったようなのですが、今日は息子は絵本に加えて「パスタの絶品」という料理本をどうしても借りてくれと妻に頼んだようです。
帰ってきてしばらくしてからふと見ると、本に付箋が貼ってあったようです。
開くとそこには「イカとレモンのリングイーニ」という美味しそうな写真が。
さらにその付箋をよく見ると。。。

息子の字で「たべたい」と書いてありました
(*´∀`)カワイイ

うちのシェフは優しいから、きっと近日中に食卓にのぼることでしょう。
パパも楽しみです♪



今日は可愛く元気いっぱいのフレンチブルドックに会いました。
名前はピムとポムにとてもよく似た。。。ちょっと正しくは思い出せないのですが、とても人懐っこい性格の良い子達でした。
はじめは全然見分けがつかないかと思ったのですが、調律が終わる頃には見分けられるようになってきました。キョトンとしている方がポムで(こっちは正しい名前)、ちょっと困り眉毛なのがピム(仮名。ピムじゃなかったのは間違いないのですが、似ているのだけど思い出せない)。
2匹とも調律カバンの中が気になるらしく、しきりにふたを開けようとしていました。( ´∀`)
非常に癒されました♪


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