う〜ん、ニヤニヤ顔がとまりません。
只今、八王子のいちょうホールにてオペラ「ばらの騎士」を見てきたのですが、良い演奏会の後ってニヤニヤしてしまいますよね? ニヤニヤかニコニコかは人によるかもしれませんが、良い音楽、とりわけ生の素晴らしい演奏を聴いた後って、ついつい笑みがこぼれてしまうのではないでしょうか? 今日の演奏会終演後の満員のお客さんたちの顔はみんなホクホクの笑顔でした。 僕も、いちょうホールを出て八王子駅に向かうあの斜めの道を、雨の上がった夜空を見ながら歩いている時なんて、なんと幸せな気分だったことか。 音楽の、そして演奏家の力っていうのは。と。

それにしても、一昨日の公演を聴いて(ゲネプロでしたが)あんなに涙が滲んだのに、今日はなぜこんなにも楽しい気分なのか。 きっとそれはオペラの持つエンターテイメント性なんだと思います。 シナリオが素晴らしくて音楽が素晴らしくてもそれはまだ完全ではなくて、ステージのセットや演出や衣装や、それにお客さんの拍手やブラボーや終演後のロビーでの出演者を囲む人だかりまで含めてのオペラ公演なのだなぁと。 これぞ生の音楽。やはり本番が聴けて良かった! 

以前に僕が愛聴しているクラシック専門のネットラジオ「OTTAVA 」で音楽ジャーナリストの林田直樹さんがばらの騎士の解説をしていて、昔若い頃はオクタヴィアンに感情移入して聴いていたのに、時たつうちに気づけばオックス男爵の気持ちの方に感情移入している自分にショックを受けた、というようなことを話していたのを思い出しました。 そう言われてみれば僕もどっちかといったらオックス寄りかな。。。と思って今日のパンフレットの解説を見たらオックス男爵は35才。僕よりもずっと年下です。なるほど。 僕もオックス男爵でも仕方ないんだな、となんだか納得。

いつも調律にお声をかけてくださるソプラノの北村さおりさんには本当に感謝です。 僕の勝手なイメージで失礼かもですが、北村さんはポジティブ鉄人みたいなエネルギッシュな方と思っているのですが、この元帥夫人役の切ない黄昏感に声色も表情もすっかり入っていて、最後の三重唱はぎゅーっと引き込まれて感動しました。
それに、全曲だと3時間以上かかる長いこのオペラが二時間に凝縮されて、しかも名場面が続く上に物語の筋がとても分かりやすくされているのも良かったです。コミカルな場面とシリアスな場面がコロコロ入れ替わるので目が離せないのですが、特にオクタヴィアン役の池田香織さんの、オックス男爵の後ろでアーヤダヤダみたいに舌を出してたかと思うと次の場面では涙出ちゃうような切迫した歌にぐっとつかまれるその演技と歌声の幅にも感激しました。

あと、字幕が面白かったこととかオックス男爵の小芝居が面白かったこことか、書きたいことはいろいろあるのですが長くなるので。。。

僕の仕事的には実は一番活躍したのはゲネプロの時にカグスベールを持ってたことでした。 序曲とか間奏曲でピアニストと指揮者のおふたりでの連弾があったのですが、途中でセコンド弾いてる指揮者が椅子から立って指揮をしに移動するというのがありました。その時に椅子と床のギギーっていう音が気になるということになって、誰か近くの100均にカグスベール買いにける人いない〜?!みたいな声が上がった時に、僕はすかさず見ていた二階席から「僕!持ってます!!」と叫んで、ステージに走っていって椅子の脚の裏にカグスベールを貼ったのですが、この時は本当に「調律師になって良かった!」と思いました。 そして、いつも持っているわけではないカグスベールをたまたま持ってたことにホッと安堵し、余ったカグスベールはピアニストの方にプレゼントしてきました。(この方のピアノの演奏がまた素晴らしくて、すごい音数でずっと弾きっぱなしというだけでも凄いのですが、どんどん変わる登場人物に合わせて音色がどんどん変化して本当に素敵でした♪) 帰ってから再びカグスベールを鞄に入れたのは言うまでもありません。

長々書いてしまいましたが、ちょうど今最寄り駅に着きました。 帰りの電車では本を開く間もなかったですが、思いだし笑いしながら楽しい電車でした。 音楽って良いものですね。 本当に。

おわり

う〜ん、泣けました( ノД`)…
今朝は朝から八王子のいちょうホールにて、オペラ「ばらの騎士」の公演のピアノ調律だったのですが、ゲネプロなのに涙が止まりませんでした。みんな私服なのに。ジーンズにTシャツなのに。
なのにこの緊張感!ぎゅっとつまった音楽!

ガラリとしたホールの二階席のはしっこで、本気で引き込まれてしまいました。歌い手の歌も演技もピアノも演出も、どれも素晴らしい!

今日はこのあとの仕事があるためゲネプロ後の調律の修正をして上がったのですが、二日後日曜日の夜にも同じ場所でまた演奏されます。再び調律に行くのでそちらの公演は本番を見る予定ですが。。。本当に素晴らしいです。詳しくは本番見てから書きますが。日曜日に高尾山にハイキングに行った人は帰りに八王子で下車して聴いていったほうが良いです。ほんとに。

今は泣いた目で中央線乗ってます。書いててまた目頭が熱くなってきた。電車でスーツでスマホ見て泣いては怪しすぎると思いつつ、読書に切り替えるも今日の本は最近35年?越しで完結したと話題の、宮本輝の流転の海。これがまた涙なしでは読めない。ピンチ!(T_T)

今日は地元つくばの素晴らしい音楽ホール「ノバホール」にて、コンサートの調律をしてまいりました。演奏者は「ヴォーカルアンサンブル?つくば」という地元つくばを拠点にした声楽家のグループでした。
ヴォーカルアンサンブル?!と聞いてまず頭に浮かんだのは、ずっと大ファンのクラシック専門のインターネットラジオのオッターヴァ(OTTAVA )でテーマ曲に使われているヴォーカルアンサンブルカペラという、古楽の合唱曲を専門にするグループでした。澄んだ歌声と素晴らしいアンサンブルで、初めて聴いた瞬間からはっと心を奪われたものでした。
そんなヴォーカルアンサンブルがなんと!つくばにもあったなんて!! これは楽しみ!そして、そんなコンサートの調律ができるなんて♪

というわけで、朝9時にホールに入って調律開始。この日のピアノはウィーンの名器ベーゼンドルファー。




1800年代半ばに創業した、この歴史あるピアノのコンサート用のグランドピアノははなんといっても鍵盤が97本もあるのです。(普通のピアノは88本)さて! 突然ですがここで問題です!  

Q : このピアノの鍵盤は普通のピアノよりも9本も多いのですが、さて。いったいそれは高い方に多いのでしょうか? 低い方に多いのでしょうか? それとも高い方と低い方に少しずつ多いのでしょうか? さあ、どれでしょう!?
 
1, 高い方に9鍵多い
2, 低い方に9鍵多い
3, 両方に少しずつ多い

さあ、選びましたか?  


答えは。。。





2番の、低い方に多い、 でした〜!


そうなのです。このピアノに普通よりも多く弦が張ってあるのは、なんと低音側なのです!
実はこの弦、演奏されるために張ってあるのではないのです。まあ弾けば音はもちろん出るのですが、これは共鳴のために張ってあるのです。
ためしに、おうちのピアノの最低音部分を左手の手のひらで押さえられるだけゆっくりと押さえてみてください。音がでないくらいにゆっくり押さえて、左手は押さえたままちょっと一息置いてから右手で真ん中辺りの音をスタッカートで弾いてみてください。すると、あら不思議! 右手はもう離しているのに音が豊かに響いたままに! 実はこれは低音の弦が弾いたわけではないのに中音に共鳴して響いているのです。普通のピアノでもこれだけ低音弦は共鳴して音質を豊かにするのですから、この普通のピアノよりもさらに低い音が9本も張ってあるこのピアノの共鳴は本当に厚く豊かな音がします。

と、ピアノのことばかり書きましたが、演奏会も素晴らしかったです♪
男性10人女性10人くらいでなるグループで、声の透明感もアンサンブルもとても素敵でした。
何よりも歌っているみなさんの雰囲気がとても良くて、合唱を愛しているのが歌声からも表情からもとってもたくさん伝わってきました。いいですねぇ、歌って。いつか僕もこんな中で歌えたら楽しいだろうなぁ。( ´∀`)



演奏された曲はまずフォーレの「ラシーヌの賛歌」。定番の有名曲ですが何度聴いても素晴らしい音楽ですね〜。フォーレ大好きです。解説を読んだら、この曲はパリ音楽院の卒業作品で21才のときに書いたそうです。。。すごいですねぇ(^_^;) つづくプーランクの無伴奏合唱曲も素敵でした。初めて聴きましたが、プーランクってコミカルなところとこういった敬虔なところの二面性がとても魅力的ですよね。

中田喜直の作品ももちろん素晴らしかったですが、初めて聴いたズィーモン?ヴァベールという人の曲が、難しそうでしたがとてもアンサンブルが美しくてうっとりしました。あとはアダンは言うに及ばず、大好きなラターも本当に素敵で全体通してとっても素敵なコンサートでした。

あと、途中で聴衆参加の合唱があり、とても楽しかったです! 文部省唱歌の「冬の夜」という曲で、僕は聴いたことがなかったのですが、とても分かりやすく親しみやすい、でもちょっと凝った美しい曲でした。指揮者の半田曉さん(オーディエンスに歌の指導をするときの半田さんの歌声がさすが声楽家という素晴らしい歌声でした。)も解説をされていましたが、歌詞も本当に素晴らしく、日本の源風景や懐かしい暖かな家族の冬の夜の情景が浮かんできそうで歌っていて目頭が熱くなりました。

こんな素敵なコンサートでピアノの調律のお仕事をさせてもらえて幸せだなぁと感じました。( o´ェ`o)

でもこの合唱団のコンサート、結成29年で6回目だそうで、、、次のコンサートを心待にしています。来年は30周年コンサートとかあるのかな?

それはともかく、歌って本当にいいですねぇ。(^.^)

おわり




今日は牛久駅前のエスカードホールにて催されたチェロとピアノのコンサートの調律に行ってきました。
演奏者は牛久市出身のご兄妹、平根亮さん(チェロ)と妹さんの彩乃さん(ピアノ)です。
演奏を聴けるのは去年の同じ場所でのコンサート以来の1年ぶりでしたので、とても楽しみにしていました。
というのも、このお二人は普段はドイツで活動していらっしゃるので、演奏を聴きたくとも日本にいないのです。
それについては、2016年10月1日の記事をご覧ください。

さて、今回のご兄妹が帰国されてから演奏会の前にご自宅のピアノのメンテナンスにも伺いました。 長い海外生活もあってか、以前から二人とも若いのにしっかりしているなぁという印象でしたが、今年はもっと成長して堂々とした雰囲気が感じられました。 良いことも苦労も含めていろんな事を乗り越えているのだろうなと感心しました。偉いなあ。(なにしろ自分の20代半ばのことを思い出すと、彼らとの違いにもう嫌になっちゃいます。思い返すとあの頃はまだ思春期を引きずっておりました。あぁ恥ずかしい。)

今日、会場に着いてピアノを弾いてみたら、ピッチがなんとA=445〜6Hz(ヘルツ)くらいに上がってしまっていました。 前の日までしばらく雨が降っていたのもあるのかもしれませんが、湿度が高いとピアノは中音域だけ低音や高音域よりも音の高さが上がってしまうのです。 クラシックの演奏会だとA=442Hzが一般的なので3Hzくらい下げなければいけません。 実はピアノの音というのは、下がった音を上げるときよりも上がった音を下げるときのほうが安定しにくいのです。 なので、迷わず中音部分を2度調律することにしました。狂いの大きい部分を(時には全体やることもありますが)ざっくりと正しい高さに調律し、それから全体を一からやり直して調律すると大概の場合は安定してくれるのです。 ただ時間が余計にかかるので、少しリハーサルを待ってもらってしまいましたが。 

リハーサルが始まってからは、僕は今回は自主的にカメラマンをしておりました。 それでは、以下は何枚か僕のカメラの腕をご披露させていただきましょう。 (※ほんとは超素人です。憧れの一眼レフを買ったものの分からなくてほほんど触っておりません)


まずは、ホール全景
ホール全景


真剣な表情で超ハイポジションでチェロを弾く亮さん。と思いきや、実はまだチューニングしているところ。
チューニング中


(あ。このへんだ!)と、音が合った瞬間。
合った瞬間


さて、リハーサル開始♪
リハ中1


バリアングルが使いたくて、無駄に低いところから撮ってみた。
リハ中2A


なんだか笑っているピアノの彩乃さん。
リハ中3


曲が盛り上がったところでピアニストが上のほうを見上げる切ないような表情って本当に素敵ですよね☆
リハ中5


でもよく見たらお兄さんもずっと斜め上のほうを凝視していた。何を見ているのだろう?(ちなみに僕は演奏中は無意識に目を閉じて唇がとがってしまうようです。最悪。)
リハ中6 


終演後のさわやかな笑顔。素晴らしい演奏でした♪
終演後


家族写真。 達筆ののコンサートの案内はおじいさまが書かれたそうです。 家族愛がこもってますね!
家族写真


さて、肝心の演奏会の中身についてですが。 まずはともかく演奏会のプログラムを見ていただきましょう。

曲目


まず目が行くのがチェロソナタがシューマンもそれに含めるとすれば3つというボリューム! 去年はベートーヴェンの2番のソナタとメンデルスゾーンの2曲と、あとはわりと有名な小品だったのと比べると、今年のプログラムからは「俺が弾きたい曲を弾くんだ!!」的な意志の強さが感じられました。 僕もクラシック音楽が大好きでそれなりにたくさん聴いていると思っていたのですが、正直今回はベートーヴェンのピアノソナタ28番とショパンの軍隊ポロネーズしか知りませんでした。 いかに自分の視野が狭かったかに気付かされました。 ポルポラなんて初めて聞きましたし。(ヨーゼフ・ハイドンの先生なんだそうです。) でもどの曲も本当に素晴らしく、プログラムにも書いてある通り、バロック〜古典派〜ロマン派〜近現代という音楽史の流れを自然に体感することができて、素晴らしい選曲だなぁと思いました。 そして聴き終わってみると、これもまさにプログラムにあるとおりで「皆様に色々な曲を知って頂きたいと思い」というところにナルホドと思い、最初に「俺が弾きたい曲を〜」なんて勘違いした自分の浅はかさを恥じるのでした。

そのようなわけでコンサート全体がバランスが良くて素晴らしかったのですが、特に心に残ったのはと言われればベートーヴェンのピアノソナタ28番とシューマンの幻想小曲集でした。 
ベートーヴェンの後期のピアノソナタは本当に深みのある傑作ばかりでしょうけれど、もっと派手な作品もあるのにこの28番を選ぶというのがまず彩乃さんらしいし、それがよく合っていると思いました。 戦後の混乱や私生活の辛いことでヴェートーベンはこの頃作曲の筆が進まなくなっていたらしいですが、ゆっくりと穏やかながら沈んだように始まる第一楽章から、苦悩を乗り越えて第3楽章の切なくも華やかさを感じるフィナーレを聴くと、ベートーヴェンはどんなに辛くとも心の中の芯は非常に強かったのだなと感じます。 彩乃さんの演奏もそういう気持ちに本当に静かに強く寄り添っているような表現で、若いのに(何度も言うとおじさん臭いですが)今までどんな苦労をしたのだろうなんて思ってしまいます。(実際に聞いた苦労は、ロシアでよく停電して大変だったとか、水道が出ないとかでしたが。)

シューマンの幻想小曲集は名前を聞いたことくらいしかなかったのですが、もうピアノの前奏が始まった瞬間から一気に物憂げなシューマンの世界に引き込まれました。 亮さんの繊細な弦楽器独特の細やかな表現がシューマンの感じやすくて浮き沈みの激しい劇的な音楽にぴったりでした。 あと、僕なんぞがこんなことを書くのは全くおこがましいのは承知してはいるのですが、今年の亮さんの演奏はすごく自信に満ちていて、強い心をもって演奏している印象を受けました。 特にピアニシモの時の音圧が素晴らしかったです。 昔、レナード・バーンスタインがどこかのオーケストラと練習をしていたときに団員たちに向かって「強い音は必要ありません。 ただ、心をフォルテにもってください。」と言ったそうですが、小さな繊細な表現をするときの心の強さっていうものこそ聴き手の心にぐっと入ってくる感じがします。 そういう演奏を今日は聴けました。 


僕は去年に引き続き開演前のチケットもぎりや受付も手伝ったのですが、それもとても楽しかったです。 去年は平根さんちのお父さんと二人で受付をしてアワアワしていたのですが、今年は爽やか笑顔の女性スタッフがいて大変心強かったです。 
終演後の和やかな雰囲気もとても良かったです。 お二人を小さなころから知っているご近所さんたちもたくさんいらしていて微笑ましかったです。 同じ茨城県南出身としては彼らにはこれからもますます頑張って活躍してほしいですね! 応援しています!


というわけで、1年ぶりの平根さんご兄妹による素晴らしいコンサートのレビューでした。
また来年が楽しみです!(^0^)




おわり




最後ですが、お二人のプロフィール。
プロフィール

一昨日のことですが、目黒雅叙園のチャペルコンサートのピアノ調律に行ってきました。
演奏されたのは、ヴァイオリ二ストの天満敦子さん。

ランチコンサートだったので、けっこう早起きして8時半からの調律でした。 時間がタイトで1時間しかなかったのでじっくりというわけにはいかなかったですが、なんとか良い音になったと思います(^ ^)

調律がちょうど終わった頃に天満さんがホールに出てこられてスタッフみんなに丁寧に挨拶をされていました。
コンサート調律に行くと思うのですが、会館のスタッフや裏方の人たちには目もくれないミュージシャンもいれば、僕みたいな調律師や照明さん影アナさんなど裏方にも細かく挨拶をしてくれるミュージシャンもいます。(調律師の仕事はミュージシャンが会場入りする前の時間なので、会ってからの印象は仕事に影響するかっていうと実際そんなことはないのですが)でも、後者のような方のためのお仕事だと思うと自然と力が入るものです。(ちなみに僕の中では、裏方みんなに爽やかに声をかけてくれる代表はヴァイオリ二ストの千住真理子さんです♪)僕の勝手なイメージですが、良い音楽をする人ほど演奏会を縁の下で支える人たちのことも気にかけてくれているような気がします。

ちょっと話が脱線しましたが、天満敦子さんは実際にお会いするのは初めてだったのですが、予想を上回る芸術家のオーラが溢れている方ですね。僕なんか一瞬でビビってしまいました。 でも、調律が終わったと告げると、楽屋の方を向いて大〜っきな声で「まやちゃ〜〜ん、調律終わったわよ〜〜!!」とピアニストの勝呂真也さんを呼んでいて、意外と飾らない気さくな方なのかな〜?と思いました。(^_^;)

そこからピアノのチェックとリハーサルが始まったのですが、それを聴くのもそこそこに次の仕事が詰まっていたのでやむなく退出。聴けずに本当に残念でした(T_T)
目黒雅叙園から目黒駅に昇るあの急な坂道をヒィヒィ言いながら駆け上り、次の仕事の日本橋に向かったのでした。´д` ;

というわけで、あまりに急いでいたので天満さんのコンサート会場の写真は撮れず、載せた写真は夕方行った西荻窪のカジュアルなレストラン「かがやき亭」での調律風景です。 夕方4時までの営業みたいなのですが、閉店後近所のおじいちゃんたちが碁を差し始めました。それがなんとも真剣かつ楽しそうにやっていて、なんだかとっても和みました。(´ω`*)
それに、この右側のおじいちゃんは近くのパン屋さんで買ってきたコロッケパンをくれて、とてもいいおじいちゃんでした。ごちそうさまでした。m(_ _)m

ところでこの「かがやき亭」でもコンサートがあるのです。友人のピアニストの川瀬由紀子さんのコンサートなのですが、話の流れで頼まれてもいないのですが宣伝します(^_^;)

では皆様、良い音楽をお聴きくださいね〜〜♪ フェスティーナレンテ!

おわり



今日は、おすすめコンサートのご紹介です。

音楽とめぐる「パリ」

ダイヤモンドアフタヌーンコンサート2016

三上有希子 ソプラノ
田中健 ピアノ


2016年11月19日(土)
14:00開演
場所:八潮メセナ2階 集会室
入場無料



 このコンサートは埼玉県八潮市の主催によるもので、毎年季節ごとに出演者を変えて開かれています。 出演するのは、これも八潮市主催なのですが毎年行われる「八潮市新人音楽家オーディション」の過去の入賞者たちです。 通常このコンサートは「八潮メセナ」という市民会館の2階でロビーコンサートとして行われているのですが、今回出演するソプラノの三上有希子さん(2013年度優勝)の回は毎年立ち見が出るほどの盛況で、来たる11月の会はロビーではなく広い集会室に格上げになったのです! 

 フランス歌曲やオペラを得意としてきた三上有希子さんだけあって、今回のプログラムはフランスにまつわる音楽が中心になっています。 フランスの誇る大作曲家C・ドビュッシーのオペラ「放蕩息子」より「アザエル…なぜあなたは行ってしまったの」のアリアから、「愛の小径」「枯れ葉」などのシャンソン、加えてみんなのうたでも懐かしいビゼーの「小さな木の実」。また日本の歌曲ですがパリを題材にして作曲された高田三郎の「パリ旅情」など、日本語で歌われる曲もたくさん盛り込まれています。 フランス音楽というとピンとこない方も、実際に聞いてみると耳なじみのある名曲がたくさんあることに驚かれることと思いますよ♪

 ピアノは長年伴奏を務めてくれている素晴らしいピアニスト田中健さん。 去年のこのコンサートでもとても繊細で隅々までコントロールされた美しいピアノを聞かせてくれました。 三上さんとは大学時代からの同期で、演奏の息もぴったりです。 

 コンサートはアットホームな感じで、(きっとですが)おしゃべりも多めで、フランス音楽についてやドビュッシー、ビゼー、プーランクなど作曲家の人となりなども楽しく解説しながら進むことと思います。 音楽に詳しい方も、そうでない方もきっとリラックスした素敵な午後のひと時を過ごせることと思います。 なんといっても入場無料ですし予約なども必要ありませんので、みなさまご興味がありましたらお気軽に足を運んでみてくださいね♪

メセナ2016,11,19_a

今日はおすすめコンサートのご案内です♪



秋のデュオコンサート
チェロ 平根亮(ひらねあきら)
ピアノ 平根彩乃(ひらねあやの)
2016年10月2日(土)
場所 エスカードホール(牛久市駅前)
14:40開場 15:00開演
¥1000

僕の調律のお客様なのですが、ご兄妹で演奏されるデュオコンサートです。
お兄様がチェロで妹さんがピアノなのですが、ふたりとも経歴がすごいのです。
なんとお兄様が小学校を卒業されると同時に、まだ小学生だった妹さんを連れて家族でロシアに引っ越し!
リムスキー・コルサコフ音楽院の付属音楽学校でそれぞれ勉強されて、様々なコンクールの入賞などを経て現在はドイツで勉強中という、幼いころからず〜っとヨーロッパで頑張っている若いお二人なのです。
保護者としてずっと外国生活を共にされたお母様にお話をお聞きしたのですが、ご苦労もあったようですがとても貴重な音楽体験をたくさんされたようです。まあ、その話はコンサートの報告の時にでも。

今回はめずらしくお二人同時に帰国なさるというタイミングに合わせて、日本の地元でお二人では初のコンサートを催されるそうです。 どんな息の合った演奏をされるのか、また幼少よりロシアやドイツで培ったどんな音楽が聴けるのか、とても楽しみです。

皆様もぜひ足をお運びくださいね(o^^o)


2016,10,2

仕事の合間にラフォルジュルネを覗いています♪ 大好きな、クラシック専門のインターネットラジオ「OTTAVA」の特設ブースです。
今回のゴールデンウィークは仕事がほぼ隙間なく入ってしまいちゃんとは聴けなかったのですが、憧れのオッターバのプレゼンターの斉藤茂さん本田聖嗣さん飯田有抄さんを生で見ることができました♪ 斉藤さんは近くをブラブラされていたので話しかけようと思ったのですが、かなり悩んだのですが恥ずかしくて話しかけられませんでした(T_T)
でも作曲家の藤倉大さんと武満徹さんの娘さんの武満眞樹さんのトークを聞けました。(o^^o) 武満さんの作曲するときのご様子とか、とても面白かったです。 本当に演奏も何か聴きたかったですが、後の仕事がつまっているのがとても残念(T_T) さて、虎ノ門に急がねば。 その前に、お腹減った。。。

おわり


最近のマイブームに、オリジナルCD作成というものがあります。

とはいっても自分の演奏ではありません。持っているCDの中から好きな曲を選んで、パソコンで編集して自分のお気に入りの一枚を作る、というものです。

今までそういうマメなことはやった事はなかったのですが、やってみるとこれがとても楽しい♪ そして、とても難しい…(^_^;)

自分でなんとなくコンセプトを決めて選曲していくのですが、一枚に入る80分で好きな曲を並べる…それだけなのに、なんと悩むことか!(T_T)
音楽の奥深さをひしひしと感じています。。。



まず作ったのはイギリスの近代の作曲家「ジェラルド・フィンジ」の曲だけ集めた一枚。 これは意外とすんなりできました。フィンジのCD数枚の中から、特にゆったりしたアダージョ的なものばかり集めたので、とてもリラックスして聴ける癒し系の一枚になりました。(とても眠くなる曲ばかりで、安眠にも効くかもしれません)



これに気を良くして作ったのがこちら。コンセプトは、最初はやはりアダージョ的なゆったり壮大なもの、と考えていたのですが、あれも入れたいこれも入れたいと考えているうちに方向が散らかってしまって大変でした。
まず、エルガーのニムロッドは絶対入れたかったしリストの交響詩オルフェウスも外せない、そしてエルガーが管弦楽に編曲したバッハのオルガン曲も…それならセットでエルガー編のヘンデルのも…。間には何を入れようか…。

と、悩みながら選曲したのですが、出来てみるとやっぱりあっちゃこっちゃしてる感がありますね。。。(~_~;)
管弦楽作品の間にピアノ伴奏の歌曲が入っちゃったのが失敗だったか。
それともイギリス色が濃いところへ、イタリアのレスピーギを挟んだのが良くなかったか。

作り直すにも力が要るので、とりあえずこれは置いておいて、最近作ったのがこちら。



ブラームスとワーグナーとリスト。
この組み合わせというだけで、なんだか失敗感が出ていますね(^_^;)

なぜこんな対極の音楽を入れてしまったのか…。みんな大好きな曲ではあるのですが、続けて聴いてみるとなんかしっくりいきません。やはり、作曲家どうしが仲が悪いと音楽も相性が悪くなるんですかね。

この中で一番入れたかったのは、ブラームスの作品118-2の間奏曲。元はピアノの作品ですが、これはなんと、管弦楽編曲版です!!

これが涙が出るほど素晴らしい!(T_T)

この曲については別の記事で改めて書きたいと思います♪

というわけで、なかなか成功には程遠い、オリジナルCDの選曲でした。
トホホ(~_~;)


おわり


今日の午後は、四谷のジャズ喫茶いーぐるという所に行ってきました。とあるイベント目当てで行ったのですが、それは何かというと…。

ジャンル横断的クラシック講座「響き〜前衛と古楽を結びつけるもの」と題された、音楽ジャーナリストの林田直樹さんのトークイベントでした(o^^o)

たっぷり3時間近く、ダウランドやガブリエリからリゲティやブーレーズまで、どっぷり浸かってきました(^_^;)






特に強烈だったのは、イタリアの現代作曲家ルイジ・ノーノとジャコモ・マンゾーニでした。ここまで来るともうホラーだな。でもなぜか引き込まれてしまいそうな妙な魅力もあり…。でも普段からこういう音楽を聴き続けていたら普通の生活ができなくなりそうだ。うっかりすると、また思春期に入ってしまったりしそう。コワイコワイ(~_~;)

主催された林田直樹さんは僕の愛聴しているクラシック専門のインターネットラジオ「オッターバ」のパーソナリティをされていて、生で見るだけでも感激でしたが、すぐそこで番組が進行しているようでそれはそれは感動しました♪ 来て良かった(o^^o)

イベント終了後、お話ししたかったのですが何人も囲まれていたので断念。ご挨拶はまた次回にチャレンジです。

後のシリーズでは、カザルスやホロヴィッツなど、20世紀の偉大な演奏家たちのヒストリカル音源を聴きながらの講座も構想にあるそうで、それも今から楽しみです♪

しかし、ジャズ喫茶の巨大なスピーカーで大音量でリゲティとか聴くと、耳に残っちゃってその後の切り替えが難しいですね(^_^;)

帰ったら○のアデリーヌとか聴いて中和しないと。。。(ウソ)



おわり


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